KNITのお取り扱いについて

ニットを長く使うための方法、どのくらい知っていますか?

よくお手入れされた、ニットのセーターを着こなしている人を見ると、おしゃれだなあと感心する人は多いはず。でも同じようにお手入れするためには、どうしたらよいのかいまいちわからない…という人も結構いるのではないでしょうか?

特にお気に入りのニットは、きれいなままで長く愛用したいですよね。ここではニットの日頃必要なお手入れや正しい洗濯方法、衣替えの注意点をご紹介します。

■一日着たら数日休ませる

ニットにつきものの毛玉。これの原因は主に摩擦です。服を着ているとき、洗濯の最中、カバンなどと擦れる時など、毛玉ができる機会は日常にあふれています。ですからどんなにお気に入りのニットでも連続して着ると繊維が摩耗してすぐに着られなくなってしまいます。
そこで取り入れたいのがお気に入りのニットを何点か選んでローテーションを組むこと。それにあらかじめローテーションを組んでおけばコーディネートもしやすいですよね。

■脱いだらブラシをかける

洋服ブラシは服についた汚れを払い、絡まりかけた繊維をほぐすことで毛並みをそろえ、毛玉を出来にくくします。着用後編地の地の目に沿って優しくブラッシングすることでほこりをとったり毛並みをそろえたりしましょう。ただしブラッシングの基本は「こすらずに払う」です。手首を回して払うようにブラシを動かしてください。まず繊維をほぐしてから、ほこりを払い飛ばすように使いましょう。

【使いやすい洋服ブラシの条件】
1.ブラシが馬毛(天然毛)でできている
2.手のサイズに合っている。持ちやすい。
2.植毛の密度が高い

■脱いですぐに収納しない

着終わったニットは、硬く絞ったタオルで襟元や汗の付きやすい脇の部分をたたき拭きすると汚れが取れます。もちろんブラッシングしてほこりを払うことも大切です。次に体温や湿気をとるためにハンガーに吊るしておきましょう。しかし掛けっぱなしは厳禁です。伸びたり型崩れしたりしてしまいます。あとはたたんで収納しましょう。

■シミが付いたらすぐに「シミ抜き」

シミが付いたら、すぐ取りましょう。変色やカビ、虫食いの原因になります。
【染み抜きの順序】
1.服についてしまった食べ物、花粉や泥などの固形物は、まず乾いたティッシュペーパーなどでつまみ取るようにふき取る
2.ウールは自分で染み抜きできるが、カシミヤアンゴラなどは染み抜きできないのでクリーニング店に相談する
3.シミを落とすときは衣類の内側にティッシュペーパーをあてる。(ついてすぐのシミほど色素が裏に移りやすいので注意すること)
4.染み抜きはつまみ洗い。もみ洗いは厳禁
5.染み抜きをしたら必ず丸洗いする。染み抜き用の洗剤を放置したり染み抜き部分をアイロンやドライヤーで乾かすとかえってシミの原因になったりするのでやめる

■毛玉はこまめにとる

毛玉が目立ち始めてしまったら、繊維の絡まっている部分から毛玉を切り離しましょう。そのとき間違えて毛玉周辺の糸や生地を切らないようにすることが大切です。ハサミなら眉毛バサミや糸切ばさみのような小さなはさみがおすすめです。手でむやみに毛玉を引っ張ったりぜず、ガムテープなどを使って、やさしく毛玉を引っ張って、切る部分を見やすくしましょう。

慎重に繊維と毛玉を切り離しましょう。なお、毛玉のとりすぎもいけません。ニットの生地が傷んでしまいます。
ハサミの代わりに毛玉取り機を使うときは、平たいところで利用するなど、取扱説明書をきちんと読んでから使いましょう。間違えると穴をあけたりしますので注意しましょう。

 

-お洗濯について-

■洗濯絵表示と素材を見る

洗濯のスタートはニットの洗濯絵表示と素材をみて、自宅で洗えるかをチェックします。自宅で洗えなければクリーニングに出しましょう。あと自宅で洗えるお気に入りのおしゃれ着も最初の2回くらいはクリーニングに出たほうがいいです。ただしクリーニングに出すとニット(特にカシミヤ、アンゴラ)の風合いが損なわれる可能性があります。

■洗濯に必要な洗剤を選ぶ

ウールが洗える洗濯洗剤はたくさんありますが、「カシミアも洗える」「オーガニック成分」など、特徴もさまざま。その中からいくつかご紹介します。

 

※写真gooランキング 引用

■色落ちするか確認する

色落ちが気になる場合は中性洗剤を目立たないところにつけてみましょう。5分くらい経ったら白い布やタオルで軽く押さえ、もし色がついたら色落ちする恐れがあるので、単独で洗うかクリーニング店に相談するかしましょう。

■洗濯用ネットに入れる

洗濯用ネットに入れる場合はたたんだニットより少し小さい洗濯ネットに入れましょう。そうすると型崩れを防ぎ、繊維の傷み、縮み、毛羽立ちなども抑えられます。襟や袖など汚れが多い場所を表に出すようにたたむと汚れが落ちやすくなります。たたみ方の例を一つ上げると和服などに代表される袖たたみがあります。

■もちろん!!手洗いがおすすめですが・・・洗濯機で洗う選択肢も視野に入れる

以前からドライコース(弱水流洗い)は洗濯機に搭載されていました。でも最近は洗濯機で洗えるニットも増えてきていますし、洗剤が洗濯機に対応してきています。ですから、ニットの生地によっては洗濯機を利用することも考えてみましょう。
【洗濯の順序】
1.ニットを中表に裏返しにしてたたみます。その際汚れの気になる首回りや袖口は表に出るようにしてください。汚れが落ちやすくなります。
2.用意した洗濯ネットへ折りたたんだニットをいれ、さらにそれを洗濯槽に入れます。
3.30℃くらいのぬるま湯と中性洗剤を洗濯槽に入れます。
4.洗濯機のコースは、ドライ用・ウールおしゃれ着用などの弱流洗いを選び、脱水を一番短い時間に設定します。(詳細は洗濯機によって違いますので取扱説明書をご覧ください。)
5.スタートボタンを押して脱水が終わったらニット製品を洗濯ネットから出します。

■ニットを干す

洗濯後は素早く干しましょう。平たいところを使って形を整えてから干すと型崩れしたリ伸びたりしません。また直射日光に当たると焼けたり変色したりするので必ず陰干ししましょう。なお乾燥機を使う場合は注意がいります。コインランドリーなどで見かけるタンブラー乾燥は、型崩れや縮み、ボタンなどの付属物が壊れる、風合いが損なわれるといった傾向があるので、使用を避けましょう。
平干しができるセーター・ニット干しにも使える物干しアイテムが便利。長所は最も伸びや型崩れを防げることで、弱点は干している間、かなり大きくて場所をとってしまうことです。(使用しないときはたためるものもあります)
出典:

平干しができるセーター・ニット干しにも使える物干しアイテムが便利。長所は最も伸びや型崩れを防げることで、弱点は干している間、かなり大きくて場所をとってしまうことです。(使用しないときはたためるものもあります)

いかがでしたか?

ニットのお手入れ、どのくらい実践されていましたか?案外知らないことも多かったのではないでしょうか。面倒に思う方もいるかもしれませんが、日々のお手入れはニットを長持ちさせる秘訣なのです。ニットとうまく付き合いながら冬のおしゃれを楽しんでくださいね♪